AIコラム– category –
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AIコラム
「平均」の上に、四つしかない
「平均賃金」の記事を見かけると、つい開いてしまう。開いたあとの行動は、多くの人と同じだと思う——自分の数字と見比べて、上だ、下だと一喜一憂する。数字好きの性分でこの手の統計を長年眺めてきたが、あるとき、都道府県の表で妙なことに気づいた。ほ... -
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三十年前の曲が、まだ三位にいる
白状すると、私のカラオケの持ち歌は、もう長いこと更新されていない。仕事では新しい道具に真っ先に飛びつくたちで、音楽も新譜をストリーミングで浴びるように聴いている。それなのに、マイクを握ると出てくるのは、昔からの数曲だ。新しい曲は、聴けば... -
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「AIに仕事を奪われる」と言う人が見ていないもの
仕事柄、初対面の人にAIの話をすると、かなりの確率で同じ質問をされる。「結局、私たちの仕事は奪われるんですか」。私はこの質問に、いつも少し困る。脅かすつもりも、安心させるつもりもないからだ。ただ、自分の身に起きたことなら話せる。この数年で... -
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そのランキングは、何で割った数字か
独立して、自分の看板で仕事をするようになってから、「起業が盛んな地域はどこか」というたぐいのランキングを、他人事でなく眺めるようになった。ニュースは、たいてい「東京がダントツ」と言う。数字を見れば、確かにそうだ。だが、その順位表を見るた... -
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機械は、目を覚まさなくていい
ある朝、仕事にならなかった。いつも使っているサービスが、軒並み動かない。私の手元では、何も壊れていない。なのに、画面の向こうのどこか一か所で、たった一つの更新がしくじったらしく、その余波が、空港も、銀行も、病院も、世界中のパソコンをいっ... -
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世界最高のAIより、いつものExcelに乗ったAIの話
先週も、AIの派手なニュースは多かった。どこかが「史上最強のモデル」を出し、どこかが記録的な金額を動かす。だが、ああいう見出しは、私の昨日と今日を、そんなには変えない。むしろ今週、私の手元を実際に軽くしたのは、もっと地味な話だった。いつも... -
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「映画離れ」の、離れた先
私は、映画もたいてい配信で見る。わざわざ映画館まで足を運ぶのは、年に数えるほどだ。新しいものには人より先に飛びつくたちだが、こと映画に関しては、家のソファで十分だと思っている。ところが、去年その数少ない例外として映画館へ行った一回は、ア... -
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相談窓口にAIを置いたら、誰が最初に怒るか
以前、社内の相談窓口の担当をしていたことがある。ハラスメントの相談を受ける係だ。何件も話を聞くうちに、腑に落ちたことがある。窓口を訪れる人の多くは、「解決してほしい」の前に、まず「聞いてほしい」のだ。事実関係を整理してほしいより先に、た... -
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集めているのは、東京だけではない
出張で地方の都市に行くと、駅前が思ったより賑やかで驚くことがある。立派な商業ビルが建ち、行列のできる店があり、若い人も歩いている。ところが、そこから車で二十分も走ると、風景が変わる。閉じたままのシャッター、伸びた草、明かりの消えた家。同... -
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間違っていたのは、問いだ
このあいだ、AIと長いやり取りをしていて、ふと手が止まった。私がうまく言葉にできずにいた考えを、相手が先回りして言い当て、こちらが見落としていた穴まで指摘してくる。まるで、分かってくれている。そう感じた次の瞬間、反射のように疑いが湧いた。...
