AI×データ・統計– category –
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AI×データ・統計
家賃が高いのではなく、部屋が狭い
東京に引っ越したとき、最初に驚いたのは家賃の額ではなかった。同じ家賃で借りられる部屋が、前に住んでいた町の半分ほどしかなかったことだ。家賃の数字そのものは、覚悟していたぶん驚かない。驚いたのは、その数字で手に入る広さのほうだった。あの日... -
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人手不足は、業種で逆回転している
いろいろな業種の会社を、毎週のように回っていた時期がある。業務ソフトの導入を手伝う仕事で、月曜は小売、火曜は製造、木曜は飲食、という具合だ。ある週、忘れられない体験をした。午前中に訪ねた会社では「人が採れなくて店を開けられない」と嘆かれ... -
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1.18倍は、二度来た
採用の予算を組む側に座っていたことがある。景気が傾くと、あれほど「人が足りない」と騒いでいた社内が、嘘のように静かになる。求人広告は削られ、採用計画は凍り、翌年の新卒枠がゼロになる。そして数年経つと、また「人が足りない」が戻ってくる。同... -
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人手不足は、平均では起きていない
採用の窓口に座っていたことがある。バックオフィスの何でも屋をやっていた頃で、求人を出すのも、応募をさばくのも仕事のうちだった。そこで奇妙なことに気づいた。事務の求人を一つ出すと、応募が束になって届く。ところが、現場寄りの職種で募集をかけ... -
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世界二位の市場は、世界と逆を向いている
わが家には、もうCDプレーヤーがない。音楽はすべてサブスクで聴く。何年も前にそうなって、不便を感じたことは一度もない。だから、世界の音楽業界のニュースがストリーミングの話一色でも、当然だと思って読んでいた。ところがある日、勤め先の若い同僚... -
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「平均」の上に、四つしかない
「平均賃金」の記事を見かけると、つい開いてしまう。開いたあとの行動は、多くの人と同じだと思う——自分の数字と見比べて、上だ、下だと一喜一憂する。数字好きの性分でこの手の統計を長年眺めてきたが、あるとき、都道府県の表で妙なことに気づいた。ほ... -
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三十年前の曲が、まだ三位にいる
白状すると、私のカラオケの持ち歌は、もう長いこと更新されていない。仕事では新しい道具に真っ先に飛びつくたちで、音楽も新譜をストリーミングで浴びるように聴いている。それなのに、マイクを握ると出てくるのは、昔からの数曲だ。新しい曲は、聴けば... -
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そのランキングは、何で割った数字か
独立して、自分の看板で仕事をするようになってから、「起業が盛んな地域はどこか」というたぐいのランキングを、他人事でなく眺めるようになった。ニュースは、たいてい「東京がダントツ」と言う。数字を見れば、確かにそうだ。だが、その順位表を見るた... -
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「映画離れ」の、離れた先
私は、映画もたいてい配信で見る。わざわざ映画館まで足を運ぶのは、年に数えるほどだ。新しいものには人より先に飛びつくたちだが、こと映画に関しては、家のソファで十分だと思っている。ところが、去年その数少ない例外として映画館へ行った一回は、ア... -
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集めているのは、東京だけではない
出張で地方の都市に行くと、駅前が思ったより賑やかで驚くことがある。立派な商業ビルが建ち、行列のできる店があり、若い人も歩いている。ところが、そこから車で二十分も走ると、風景が変わる。閉じたままのシャッター、伸びた草、明かりの消えた家。同...
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