短距離走上達のために大切な「接地」。
今回は、段差を利用した練習方法をご紹介します。
室内でもできますので、効率的にトレーニングしてパフォーマンス向上を目指しましょう!
目標、接地時間の短縮!そのポイントは?
より速く走るためには、接地時間を短くする必要があります。
しかし、むやみに走り込みだけを続けてみても、なかなか思うような結果は期待できません。
ポイントは、「正しいフォームと重心移動」です。
場所を選ばず手軽にできる今回のメニューは、試す価値ありですね。
段差一段あれば今すぐできる、重心位置矯正トレーニング
- 段差の下に立ちます。
- 下段で右足を踏み込み、左足を上段へ着地。
このとき、右足はつま先ではなく、足裏全体で空き缶をグシャっと潰すようなイメージで踏み込むと重心移動が安定するでしょう。
この段差を使った体重移動を、左右の足でそれぞれ繰り返し練習しましょう。
上達を阻んでいるのはコレだった!注意すべきこととは
「トレーニングしてもなかなか上達しない」と思っている方、以下の3点に心当たりはありませんか?
- 重心をかける位置がズレている
- 前足の振り上げタイミングが遅い
- 腕の振りがおろそか
例えば、階段を駆け上るとき、重心よりも前に足が着地している“前接地”になるのはNG。
意識したいのは、真っ直ぐな姿勢を保ち、接地を重心の真下にすることです。
足が先行移動することなく、重心が段差を超えてから接地することを繰り返し体に覚えさせましょう。
また、段差トレーニングのときに、足運びが遅かったり腕の振りを忘れたりしていると、地面へのインパクトが弱まるため、なかなかタイムが縮まらないこともあります。
焦らずコツコツと、体が正しいフォームを覚えるまで練習してください。
すぐに結果につながらなくても、積み上げた練習は必ずあなたのメンタル&ボディを強くしてくれるでしょう。
さらなる進化を目指し、これからも鍛えていきましょう!
動画引用元:【陸上短距離】手軽に接地練習!
ライター名:なかたり
ライター名

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株式会社スポルアップです。
スポーツに関する効果的な練習・トレーニング・食事を分かりやすい記事で紹介していきます。
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