【ゴルフの基本物理】なぜボールは曲がるのか 曲がる理由が分かれば対策しやすい?

なぜボールは曲がる?

基本的なことですが、なぜボールが曲がるのかを考えてみたいと思います。

おそらくゴルフ初心者の方でも容易に想像はつくと思いますが、ボールにスピンがかかっているからです。ゴルフは0.005秒ほどのわずかな時間でクラブでボールを叩き、文字通り打ち出されます。

しかし、真芯で赤道を捉えても必ずしも真っすぐには飛びません。なぜなら、ゴルフスイングの円軌道の途中でボールを捉えているからです。

ゴルフは、やや前傾姿勢の背骨を中心に大きな円軌道を描きます。インパクト前後のヘッド軌道は、斜め後方から来たヘッドはボールをとらえた後、斜め前方へと抜けます。決して飛球線と同じように直線で当たることはないのです。

これがどのような結果を生むか。

ボールはインパクトの非常に短い時間の中で、ヘッドのフェース面を滑るように、開いている側へ回転しながらフェースを離れます。

結果、ロフト角(クラブのフェース面が地面に対する角度)が寝ているクラブは、フェース面を登るように縦の回転が入り、バックスピンを生みます。これがすくいあげるようにクラブのロフト角以上の角度がついた状態で、ボールの赤道より下に当たると、バックスピンが過多となり高く上がるだけの球”テンプラ”となります。

逆にボールの赤道より上にヒットすると、今度は前方への回転がかかって、バックスピンが減り球は上がらず、”トップ”と呼ばれます。

左右も同様に、フェースが開いた状態でボールにコンタクトすると、右回りの回転がかかり、フェースが閉じていれば左回りの回転がかかります。

別項でも触れますが、ギア効果の場合、話が逆になります。フェースの芯より上にヒットすると、フェースには上向きにしようとする力が働き、反対にボールには、トップ回転(前にころがる回転)がかかります。芯より下の場合は逆にバックスピンがかかります。

ゴルフは、元々バックスピンが多い球になります。多少、芯より上にヒットすることで、バックスピンが減り(順回転にはならない)、飛距離が伸びるということもあります。

回転と曲がりの関係

さて、なぜ曲がるのかですが、スピンがかかるからというだけでは不十分です。

ゴルフボールにはディンプルという穴が無数に刻まれています。あれは空気抵抗を減らすためなのですが、曲がりも空気抵抗に密接に関係します。

飛行機が飛ぶ原理をご存知ですか?

飛行機の翼は、下面より上面が流線形をしていて、空気の流速が速くなります。
そして、流速が速い方に引き寄せられ、機体が浮くのです。風が吹くと水面が波立つのも流速が上がることで、水面が上方へ引き上げられているのです。

流速が上がると気圧が下がるため、その方向へ引き寄せられるのですが、これをベルヌーイの定理、バックスピンでボールが上方へ浮き上がろうとするのをマグヌス効果といいます。

同様に左右に置き換えると、右回転のサイドスピンの場合、ボールの右半分が、空気を流す側になり気圧が下がり、そちら側へと引き寄せれていくのがスライス回転、逆に左に引き寄せられるのがフック回転です。

ただし、俗にいうサイドスピンは、完全な横回転ではなく、バックスピンもかかるので斜めの軸に対して回転していきます。




動画引用元:ゴルフ 曲がらないトライバーショットの打ち方

 

飛ばしのヒントは、縄跳び?高速道路?にある!?体の使い方が分かれば、まだまだ飛ばせる。今まで使い方が間違っていただけ。アジアレコード405ヤードを飛ばすドラコンプロ 物理と独自の運動理論で飛ばす弥永プロの飛ばしのメソッド