野球基礎知識 打球が審判に当たった場合どう判断するか理解する

「審判に打球が当たった」
野球のルールを理解し『野球』を楽しみたい方におすすめの解説になります。

野球とは、ルールが複雑なスポーツです。子供の頃からさまざまなシーンで野球に触れ、その複雑な「野球のルール」は自然と体に染み付いていく。基本的なことは少年野球の監督・コーチから教わりますが、複雑ゆえ、全てを教わることはできません。指導者の方も(私を含め)全てを理解できている方は少ないかもしれません。
ただ、子供たちが行う試合の中で起こったプレーには、試合後しっかりと「野球のルール」を教えてあげていただきたいと思います。

 

■審判に打球が当たった
「審判は石ころと同じ!」いつの頃か聞いた言葉です。おそらく多くの方が今までの野球人生の中で聞かれた言葉だと思います。
ただ、実際は審判は石ころと同じではありません。
正確には、石ころと同じときと、同じでは無いときがあるのです。それは打球が審判に当たった、触れた『場所』で判断がされます。
(審判を「石ころ」と表現するは失礼ですよね。ただ、わかり易い解説の為。審判員の皆様、ごめんなさい)

 

【石ころと同じ=ボールインプレイの場合】
・野手(投手を含む)が触れた打球が審判に当たった場合
・打球が内野手を通過し、どの野手にも守備機会が無い打球が審判に当たった場合
・ファールゾーンの場合
この場合、審判に打球が当たったとしても、ボールインプレイでプレーは継続されます。野手を通過した打球が審判に当たり、内野ゴロになったとしても同じことです。1982年日本シリーズで起こった『石ころ事件』は球史に残る有名なシーンです。

 

【石ころでは無い=ボールデットとなる場合】
・内野の位置にいた審判が、内野手の前で打球に当たった場合
この場合、ボールデットとなり、打者は1塁への進塁が認められます。走者はボールデートになるので、進塁義務ができた走者は、次の塁へ進みます。(記録はヒット)

 

上記解説を理解したうえで、下記動画をご覧いただくと、野球を深く味わうことができると思います。もし、審判に打球が当たっていなかったら、点が入っていた。試合に勝っていた。シリーズを制していた・・・。とも感じる動画です。この動画を観るとなお更、「石ころ」とは呼べませんね。

 

《ボールインプレイの場合》

動画引用元:1982年日本シリーズ西武対中日 石ころ事件

 

石コロ事件
1982年日本シリーズ2勝2敗でむかえた第5戦。2連敗のあとの2連勝で勢いに乗る中日ドラゴンズ。この日3回表二死2塁と先制のチャンスを迎えました。打者は中日・平野謙選手。打球はファースト田淵選手の横を抜け、一塁線を破ったかと思われた瞬間、一塁塁審・パリーグ名物審判、村田康一氏に当たり内野へ戻されます。3塁を回った田尾安志選手は3塁へ帰塁を試みるもタッチアウトになり、この回、中日は無得点。
この場面がシリーズの行方を左右と言われている通り、第5戦、第6戦を中日は落とし、西武が1982年の初の日本一に輝きます。西武ライオンズの黄金時代の幕開けとなるわけです。

 

《ボールデットの場合》

動画引用元:ホークス柳田の打球は審判に当たりセンター前へ し

 

2015年6月2日ソフトバンクホークス対横浜DeNA戦 7回裏二死満塁カウント3ボール2ストライク。柳田選手の打球が二塁塁審に当たりセンター前へ。2点が入ったと思われましたが打球が審判に当たった時点でボールデットになります。ですので、打者柳田選手は1塁へ。押し出される形で、3塁走者が得点。二死満塁の状況で再開されました。この試合、不運にもソフトバンクは敗れています。

 

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