ストレッチ 肩甲骨の動きを引き出す肋骨の動かし方

肩甲骨の可動域の広さは球速アップや怪我予防に関連する】

このトピックスに関してはいま多くの野球人にとって常識になっています。
「えっ、初めて聞いた・・・」という方のために解説すると、球速アップに関与するといわれるピッチングフェイズ加速期の最大外旋(肩をしならせる動き)。この動きは肩関節外旋(肩を外に捻じること)の動きだけではなく、肩甲骨の後傾(肩甲骨が後ろに倒れること)の動きが必要となります。

またリリース後に肩後方の痛みを訴える投手は、肩甲骨の前傾の動き(肩甲骨が前に倒れること)が不十分であることが多いです。肩甲骨の動きが不十分な状態でリリースすると腕だけが前方に加速するため、そのブレーキングに肩後面の筋肉が過剰に働き、微細損傷を起こすため痛みが生じると言われています。

肩甲骨の動きの重要性は理解していただけたでしょうか?

では、肩甲骨の動きは何によって影響するでしょうか?

身体の構造から考えていきましょう。

肩甲骨は肋骨の上に位置しています。
肩甲骨と肋骨の間を「肩甲胸郭関節」と呼びますが、他の関節ようにガチッとはまっているわけではなく肩甲骨は肋骨の上に覆い被さっている状態です。つまり肋骨が動いてくれないとその上に覆い被さっている肩甲骨もしっかりと動いてくれません。
そのため肋骨を動かすトレーニングの話をしたいのですが、多くの選手がしっかりと動かすことができておらず、縮こまった状態になっています。

そのため今回は肋骨を動かすトレーニングの前段階として肋骨のストレッチを紹介します。
肩のストレッチ、肩甲骨の可動域を広げる体操などは聞いたことはあると思いますが肋骨のストレッチ方法ってあまり聞いたことですよね?

ポイントは身体のサイドライン(脇の下、横側)を指先から足先までしっかりと長さを出すことです。
普段選手がなかなかケアをしない部位なので最初は少し痛いかもしれないですが、終わってからの手の軽さが一気に変わります!

では動画を参考ください。



動画引用元:サイドラインの長さを出す

記事筆者:細貝晃司




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