投球練習 星稜高校 奥川恭伸 ワインドアップでリズムを取るフォームでタメを作る

いよいよ第100回の夏の甲子園が始まりました!
今年はどんなドラマが生まれるのか、どんな選手が急成長するのか、とても楽しみな1ヶ月間になりそうです。

開幕戦は「星稜 vs 藤蔭」。筆者の楽しみは、松井秀喜氏の始球式と1試合に4ホーマーを放った竹内理央選手のバッティングでしたが、1回表からその楽しみは変わりました。

奥川恭伸投手の潜在能力の高さに驚いたからです。
高校2年生ながら名門星陵のエースナンバーを付け、地方予選までは最速146キロだったが、甲子園であっさりと更新して、最終的には150キロをマークしました。ポテンシャルの高さに驚きです。

奥川投手の投球フォームにおいて、まず良いと思えるのは、ワインドアップからの投球の時、一度ボールをグローブで「ポンッ」とリズムを取るところです。同じようなことをやっている投手ですぐに思い付くのは巨人の杉内投手です。杉内投手もワインドアップでは同じようにリズムを取るタイプです。若干2段フォームに近いとも言えます。

まるで野手のようにグローブを上手く使ってリズムを取っているフォームは自然とタメが生まれ、球威、そしてコントロールに良い影響を与えているように思えます。個人的にはワインドアップからの投球フォームの方がかなり良いと思いますし、球筋もワインドアップからの方が良かったと感じます。

もう一つ奥川投手のすごいところは、追い込んだ状態からの変化球はほぼ低めに決まっていたことです。ストレートは少し力みがあることもあり高めに浮いたりはしていましたが、チェンジアップやスライダーという落ちるボールに関しては、しっかりと低めにコントロールされていました。

このように全球全力ですごい、というより、抑えるポイントや追い込んだ状態など、ミスしてはいけないところでミスコントロールした投手は勝てます。この勘どころを持っている投手かもっていない投手かで、大きな差が出ます。

では、第100回の記念大会の開幕戦にふさわしい投球を見せた奥川投手の投球をご覧ください。



動画引用元:大会注目P星稜奥川恭伸 自己最速150キロ奪三振まとめ