投手練習 エースの条件 メンタルとコントロール技術について

「負けないエース」。元ソフトバンクホークス・斉藤和巳投手。
歴代最強投手として、斉藤投手の名前をあげる人も多いと思います。2003年からの4年間、ソフトバンクホークスの絶対的エースとして活躍した大投手でありながら、怪我に泣き2008年以降1軍での登板は無し。リハビリを続けていましたが2013年に現役を引退しました。全盛期の4年間で64勝。敗戦はわずか16敗。勝率は8割になり、特に沢村賞を受賞した2003年には20勝3敗、ソフトバンクの優勝に大きく貢献をしました。怪我さえなければ、通算どれだけの勝ち星を重ねたことでしょう。

この「負けないエース」は全盛期のマウンドに、どのようなメンタルで立ち続けていたのでしょうか。エースの条件には、こういったメンタルも重要な技術の一つとして考えられると思います。斎藤投手の自身の特徴を取材の中でこう述べています。

 

① 自分で自分を客観的みる
悪いときも客観的に自分を見ることで、悪い部分を修正

② 気持ち(心)を重要視
心をコントロールできれば、身体もコントロールができる
身体をコントロールできれば、技術もコントロールできる

③ ピッチングとは、バッターに考えさせれば勝ち
バッターに考えさせること考える
マウンド上では色々なことを考えている。

 

そして、もうひとつ。スポーツジャーナリスト二宮清純氏のレポートの中で、コントロールの修正に斎藤投手は、こう語っています。

 

「足を上げた時には、三塁後方のスタンドを漠然と見るようにしていました。それでフォームのバランスがよくなった。要するに目線の位置を一定にすることで真っすぐ立てるようになったんです。

ピッチャーにとって、一番マズイのは目線が揺れること。目線が揺れるとコントロールも乱れてしまう。その時の状態に応じて目線の角度を変え、バランスを取ることを覚えてからコントロールが安定し始めました。

武田さんには〝突っ込むのが早い〟とよく指摘されました。投げ急ぐクセを矯正するために〝左足が(地面に)着くまでは、ずっと三塁方向を見ていろ〟と。これによって悪い部分が改善されたんです」

記事引用元:二宮清純レポート 最多勝2回の天才投手がついに引退 斉藤和巳 35歳元ソフトバンク投手 投げたくても投げられなかったあの日々が財産なんです

 

この武田さんとは、日本ハムから当時のダイエーホークスに移籍した武田一浩投手のことです。同じレポートの中で、コントロールの修正に関して「どうせストライクが入らないんだったら、キャッチャーミットからいったん、目を切ってみろ!」とのアドバイスをしたとあります。つまり、フォームに集中することでコントロールを良くしたとあります。

速いボールを投げる、キレの良い変化球を投げるといった投手の技術だけではなく、こういったメンタルで冷静に投球することも重要な負けないエースの条件であることが良くわかります。

そして今回、この斉藤和巳投手から直接話を聞ける講演会があります。

野球への思いやトレーニング方法。そして全盛期に襲われた怪我にどのように向き合いリハビリを行っていたのでしょうか。
2007年CSシリーズ、対日本ハムに0-1のサヨナラで敗れたあの試合。マウンドで崩れ落ちる「エース」の姿は、今も多くの野球ファンの心に残っているでしょう。あの名場面に関しても語ってくれる事でしょう。

 

《プロ野球みんなのファンミーティング》
http://boost-inc.jp/bfm/

■ゲスト
元ソフトバンクホークス 斎藤和巳氏

■日時
2017年10月27日(金)18:30開場、19時プレーボール

■場所
SHIBAURA HOUSE
~JR田町駅芝浦口徒歩7分、都営地下鉄浅草線・三田線徒歩10分~

■料金
前売り 3,900円 ※別途システム利用料216円/人
当日  4,500円

 



動画引用元:魂のエース 斎藤和巳

記事引用元:ボビー