守備練習 松井稼頭央 お手本となるサイドスローイング

今回紹介する動画は、埼玉西武ライオンズに今シーズンから移籍した松井稼頭央選手の守備練習のシーンとなります。この動画で最も見て欲しいのは松井選手のサイドスローイングです。

我々30代後半の野球人からすると、最高のショートストッパーは誰か?という質問が投げられたら「松井稼頭央」と答える方が多いと思います。守備範囲、グラブさばき、どれを取っても一流ですが、筆者的にはスローイングが超超一流だと思います。

当時は「肩が強い」と評価されていましたが、もちろん肩もものすごく強いです。矢のような送球をバシバシ投げます。ただ筆者的には「正確性」の方を評価したいです。どこからでも正確に投げられる自信があるからこそ、守備範囲の広さや捕球力つながっていると思います。スローイングに自信が無い選手は守備全体に自信が無いように思えます。

このような記事を見つけました。

 

背番号32の18歳は「とりあえず3年間で一軍に上がる」と心に決めるも、1年目はイースタンリーグで90試合に出場して24個ものエラーを記録。遊撃守備ではとんでもない大暴投を繰り返し、走塁も投手時代はほとんど練習していなかったため、スライディング技術は素人同然だった。

引用元:松井稼頭央「平成球界を駆け抜けたスピードスター」【平成死亡遊戯】

 

松井選手の2軍時代は大暴投を繰り返す選手だったようです。信じられないです。あの正確なスローイングは努力で手に入れたものでしょう。

改めて動画を見ます。
特に内野手において、ボールを素早く投げるためには、いちいち上から投げている余裕が無い場合があります。むしろ、スナップで投げるサイドスローイングの方が良い球が行く選手も多いです。内野手であれば、サイドスローイングは練習を重ねたいところです。

そして松井選手のサイドスローイングで良いポイントは、投げ終わった後です。
必ず投げた方向に最後まで腕を向けています。顔も胸も投げた方向にずっと向いてます。よく暴投する選手は、腕をすぐに振り切ってしまうことが多いです。逆に腕をしっかりと振り過ぎることでコントロールが定まらない感じになります。

投げ終わりの腕を投げる方向へ最後まで向ける、という意識になるとスナップが効いた良いサイドスローイングにつながり、結果、正確なスローイングになりますので、ぜひ松井選手を参考にしてください。

では動画をご覧ください。



動画引用元:42歳松井稼頭央のサイドスローイング。美しい。