打撃練習 バッティングフォーム動作解析から分かる4つのポイント

■課題・要望
・軸がブレないバッティングをしたい

2016年11月10日〜13日に行われた侍ジャパンの強化試合は、野球ファンとしてはとても面白かった期間だったのではないでしょうか。筆者も全試合オンタイムで観ました。

良いことも課題も、色々と意見を申したい気持ちではありますが、それはまた別な機会にでも。

今回は、侍ジャパンの4番である日本ハムファイターズの中田翔選手のバッティングフォームを解析した動画がありますので、この動画から見える中田選手の凄さ等を解説します。

 

ポイントは4つあります。

軸足の股関節に体重がしっかりと乗っている

古田敦也に習うスイングスピードを上げる腰の回し方

こちらの動画でも紹介しましたが、

特に大事な部位は軸足の股関節。力強く回転するために軸足の股関節に体重を乗せて、後ろの足と後ろの腰から回転させるイメージでスイングをすることが大事と伝えてます。後ろの腰から押されて回転する意識を持つことが大事です。

という上記の言葉を正に実践しているスイングです。後ろにしっかり体重を乗っけて、その全体重をボールにぶつけているスイングになってます。

スイング中、軸がブレ無い

解析を見てみると、赤印(腰の位置)の部分と頭の位置が、スイング中まったくブレていないです。コマの軸のように一本棒が入っているような感じで、軸を中心に回転をしているのが分かります。
中田選手は体が大きく、パワーも球界の中でもトップクラスだろうと思いますが、パワーに加えてこの技術力の高さは、さすが日本の4番と言えるでしょう。

スイング始動はコンパクト

47秒からスタートする部分を見ていただくと、バットのヘッドの軌道が分かりますが、バットが当たるまでのヘッドの軌道が、、、特にスイングの初動のヘッドの動きが小さいと思います。
中田選手は豪快なイメージが先行してしまいがちですが、実はスイングの始動は小さくコンパクトであります。

フォローは大きく

一方ボールが当たってからのフォロースイングは、とても大きく豪快です。ゴルフのドライバーのようなスイング軌道のようにも見えます。
バットがボールに当たるまでは下半身や体の軸で打ってますが、ボールに当たる瞬間は右腕でしっかりボールを押し込み、そして、広背筋を使って大きくフォロースイングを行ってます。

以上4つのポイントが中田選手の凄さでは無いでしょうか。

 

筆者の所感ではありますが、中田選手は、発言や体型から、どうしても”豪快さ”が先行イメージとして付いてますが、このようにバッティングフォームを解析すると「緻密な中に豪快さがある」というイメージに変わりました。
軸足の股関節にしっかりと体重を乗せ、軸を全くブラさずにコンパクトにスイングし、最後にフォローを大きくする、という流れを考えると、ボールが当たるまでの動作は、非常に緻密な動作であり何度もこの練習をしたのだな、と分かります。

さすが日本の4番

この言葉に尽きますね。

最後に後ろに体重をしっかり乗せるオススメの練習は、

松田宣浩から習う飛距離アップのコツ

で紹介しました「後ろからティー」です。こちらも合わせてご覧ください。

 

 

 

 

 

動画引用元:Syo Nakata Motion Analysis(中田 翔) バッティング 動作解析