守備練習 内野手 また割りゴロ捕球で股関節の柔軟性アップ

内野手にとってゴロを捕球する体勢はとても重要です。腰が高かったり、目線が高かったりするとボールの軌道を読み難くなる場合があり、イレギュラー時に対応できなくなってしまうことがあります。なのでゴロ捕球において「低い体勢」というのは非常に重要になります。

低い体勢を保つために重要となる部位が「股関節」です。低い体勢と言っても、ただ腰を曲げるのではなく、足を肩幅より広げた状態で股関節から下へさがる状態が理想と言えます。今回紹介する動画は、理想とするゴロ捕球の体勢にするために、また割りをしながらゴロ捕球する練習を紹介します。

 

動画では阪神タイガースの選手たちが、また割りをしながらゴロ捕球を行ってます。2人1組となり、両足を肩幅より広げ、お尻を真下(直角)に深く落とした状態を作り、素手でボールをコロコロと相手に転がし、逆に転がってきたボールは素手で捕球する、という練習になります。正直、とても地味な練習になりますが、股関節が硬い選手からすると地獄のような時間を過ごすことになると思います。

重要なポイントは、一つはお尻を真下にとにかく深く落とすこと。股関節が柔らかい選手であれば楽に深く落とせると思いますが、股関節の硬い選手はお尻の位置が膝のラインよりも高く構えてしまうでしょう。この状態はNGです。数ミリでも良いので「深くお尻を下げる」意識を続けることが重要です。

2つは、構えた時に、お尻→背中→頭のラインができる限り地面と平行になることです。お尻だけ高く上がっていると顔が前に突っ込んだ体勢となり、この練習を最大限に活かせてません。しっかりとフォームをチェックしながら行うことが重要です。

最後の3つが「補佐役」です。動画でもコーチ陣が選手のお尻をグッと下げたりして、選手の身体の硬さをサポートしてますが、これがとても大事です。柔軟性のアップは自力ではとても難しいですが、第三者のサポートをもらい、押してもらったり、支えてもらうことで、自分だけではできない体勢を取ることができます。非常に効率的に柔軟性をアップさせることができます。

また割りゴロ捕球はきつい選手はとてもきつい練習になりますが、捕球力を高めるためには重要な練習になりますので、コツコツと根気良く取り組んでもらえればと思います。では動画をご覧ください。

 


 

 

動画引用元:2012.11.24 鳴尾浜 秋季練習 内野手地獄のまたわり